好みのチョコレート その2
次々と注文したチョコレートが届き始めていますが、過去の分もまだ下記途中なのに新しい分まで写真を撮って… 中々進みません。
そんな中で改めて自分が美味しいと思うチョコレートを検証。先ず、これだけチョコレートを食べ続けて感じたことをフランス・スイス製に限っていうならば「味と金額は比例する」です。
地元の人たちは普段からいわゆる高級チョコレートを食べているわけではなく、特別な時&お持たせで高級チョコレートを使用しています。他人様に差し上げることを考えたときに突飛なもの・流行りものは長続きするものではありません。結局は美味しい、万人受けする、そこそこの価格帯に皆収まります。チョコレートも同じく… 但し、業者が輸入して日本で販売する場合には「ブランドを広めたい」「美味しいものを世界中に」等の考えからほぼ利益を取らないものから「『海外』のいいイメージで付加価値を付けよう」「安いよりも高いほうがありがたがられ美味しく感じる」といった理由から数倍の価格を付けるところまで様々。ひと手間でもそのお店・ショコラティエの現地での販売価格を調べれば、大体の味の想像はできます。また、殆どのショコラティエは元となるチョコレートはメーカーから購入している(フランスならヴェローナが最も有名)ので、仕入れメーカーまで調べることが出来れば、味の想像は確実なものになります。
昨年、Bel Amer(ベルアメール)のチョコレートを食す機会が何回かありました。甘いもの好きの可愛いもの好きの方々には非常に受けるであろうチョコレートですが、味は全く私の好みではありませんでした。「Waxy」という言葉がぴったり。口どけが滑らかでない。粉っぽいわけではなく、スーッと溶ける感がない。でも価格相応なのでしょう。
一方、私のお勧めは相変わらず Michel Cluizel (ミシェルクルイゼル)。昨日届いたマンディアンを久しぶりに食べましたが「ああ、これ」という味でした。これで1枚200円は本当に嬉しい!とはいえ、ボンボンショコラはフランク・ケストナーが美味しい♪カカオの香りはパトリック・ロジェやヴァンサン・ゲルレの方が「おーっ」と思いますが、しっかりした残り香とどのボンボンショコラを食べてもはずれがない安心感ではフランク・ケストナー最高!