試食会 個別感想
第162回 試食会(ユミコ・サイムラ9種 + マ・プリエール1種) 価格:5600円+送料600円
*今回金額が上がった理由は結局イタリアに取りに行くことが出来ず、運送業者に委託したためとのこと。
と、書きながら気が付きました。今回のチョコレート説明、9/10しかありません。1種の説明が抜けています。抜けているものは「1」か「2」、可能性があるものとしては「5」・「6」も。「1」がベルガモット、「2」は説明のないレモン、「1」と「5」が似てる… どちらもホワイトチョコ・ジュレ・ダークガナッシュの3層。ジュレの色目もストロベリーのような薄くオレンジがかったピンク色。「6」はバジル・トマトかと思ったけれど、ホワイトチョコレートに移りこんだジュレの色からするとフランボワーズ?こちらはマジパン・ジュレ・ダークガナッシュの3層。「2」がトマト?こんなに酸っぱいか?レモンかアプリコットか、というなら分かるけれど、トマト・バジル?ああ、自分の味覚がこんなに不正確とは、と思わずにはいられませんが、残りの説明・チョコレートに描かれている絵から判断すると;「1」がベルガモット、「2」がバジル・トマト、「5」が説明の抜けている「フレーズ」(ストロベリー)、「6」がフランボワーズ(ラズベリー)。
(私的には「1」が1ベルガモット、「2」がレモン&アプリコット、「5」がフレーズ、「6」がトマト・バジルになりそうです)。
*会長に伺いました:「5」がフレーズ(いちご)、「6」がスリーズ(さくらんぼ)、だそうです。ああ、ダークチェリーね。
1. プロフィーモ・ベルガモット:ホワイトチョコガナッシュ・ジュレ・ダークチョコガナッシュの3層にダークチョコレートをコーティングした一品です。この「1」と「5」が似ているので香りを嗅いだり、それぞれ分解してジュレだけの味を見たり、ジュレの色を確認したりしてみましたが、それぞれに強い特徴はなく… 多分これがベルガモットだろう、と結論に達しましたが、多分、です。
2. トマト&バジル:カットした断面はガナッシュとジュレ(色はガナッシュとチョコに挟まれ同じ色に見える)の二層仕立て。「どれかな~」と思って食べるとかなり強いシトラス系の酸味。説明書きから該当するのはこのベルガモット位しかない、という商況法で選びました。レモン・ライムといった爽やかな酸味です。「ベルガモット」は精油でしか知らないのでちょっと調べてみました。「ミカン科ミカン属の常緑高木樹の柑橘類である。主産地はイタリア。 遺伝子解析の結果、ミカン属の三つの原種(ブンタン・マンダリンオレンジ・シトロン)が関与した交雑種」だそうです。オレンジ系というよりレモン系の味なんだけどなぁ。アプリコットでも肯ける、うん。とはいえ、ダークのチョコレートと爽やかな酸味がとても美味しいです。過去に食したシトラス系ガナッシュの中で最も酸味が強い気がします。
➡ 「アマゾンカカオのガナッシュにトマトゼリー、バジルガナッシュの三層」の説明に合致する&表面に描かれている「葉」はバジルの葉? という点を考慮するとこれは「トマト&バジル」だったんだ、という結論に達しました。私の味覚って…
3. パイナップルとココナッツ:これは表面にパイナップルが描かれているので間違いようがありません。味は思ったよりもパイナップルの味は薄目。パイナップルの酸味もありません。ココナッツの味はあまり感じられず。どちらかというと少々砂利っとした舌触りがココナッツを感じさせる感じです。美味しいけれど、基本ホワイトチョコレートなので当然カカオの味・香りではなく、私には物足りない… ともう一点。ホワイトチョコレートは周りの香りを取り入れてしまいがち。冷蔵庫に保管するとすぐに冷蔵庫臭が移ってしまう、あの感じです。今回このチョコレートを食すまで購入から1週間程度のはずですが、この「3」と「4」は香りが劣っています。レオニダス(ベルギー)の作り立てフレッシュクリーム in ホワイトチョコのおいしさを懐かしく思い出します。
4. ビアンコマンジャーレ:丸いドーム型。
うん、美味しいジャンデューヤです。