Bernachon フランス

2020年02月17日

ベルナシオン

いつもかなり早い段階で売り切れになるベルナシオン。ふと見た時に追加販売されたものを発見し購入。でもね、今年最も後悔するチョコレートになろうとは… ベルナシオンさんのせいではありません、ゴメンナサイね。

商品名:タブレット ビスキュイ

賞味期限:6月21日    価格:3564円

はぁ… 本日2月17日にとりあえず食してみました。キャラメルが入っているだけあってノワールにもかかわらず甘い。そう、これは通常販売されていないヴァレンタイン特製のキャラメル&サブレ入りタブレットです。『ポチッ』をする前に「キャラメル入りは甘いぞ」と思いながらも既に他の種類は売り切れ、Bean to Barのチョコレートを試したいならこれしかないと思いポチッ。数時間後に後悔してキャンセルできないか問合せをしたのですが、三越伊勢丹は基本的にキャンセル不可。お断りされました。それなら仕方がない、とベルナシオンについて調べるとさらにショックなことが。

そもそもここのチョコレートが人気なのはもちろん『味』もあるのでしょうが、店舗がリヨンにしかなく非常に行くのが不便、ということだと思っていました。パリから電車を乗り継ぐかタクシーを飛ばして買いに行くのは、ねぇ。ところが!昨年11月にパリに店舗が出来たとの情報が!!さらに通販サイト開始「世界上のどこへでも48時間以内に送ります」ですって。ちなみに通販サイトで似たようなタブレットは現地価格で7€。日本に送る場合は消費税分を免税扱いしてくれるので5.83€。1枚 = 約700円。確かにこのタブレットはヴァレンタイン特製。でもすでに売り切れている定番商品も同じような値段… それにそもそもキャラメル入りのタブレットは好みでない(主人も苦手)。もちろんフランスからの直販は送料がかかりますが、それを考慮しても2倍程度。5倍は吹っ掛け過ぎではないですか、三越伊勢丹のご担当者様!1枚 = 700円程度のタブレットだと私の大好きなMichael Cruizelよりずっと安価です。となると食べなくても味は分かったような… でもこれはベルナシオンさんのせいではありません。150gもの大きなタブレットが700円で購入できるなら人気も出るってものです。

と、感情論が先走ってしまいましたが、食した感想にもどります。室温保存していたのでこのままでも割れるかな、と凹部に力を入れるとパキッ。でも綺麗には割れません。やはり包丁を使った方がよさそうです。断面からはキャラメルがニュルッ。たれ落ちるほどの柔らかさではありませんが、決して固まってはいない硬さ。キャラメルに隠れてサブレが見えないので包丁で個別に切り割りました。

分かるかしら?白いものがサブレ、その上にかなりたっぷり目のキャラメル。たっぷりなので甘いんです。が、キャラメルが流れ去った後でカカオの味がハッキリスッキリ。美味しいカカオです。これで2500円程度なら納得したかも。

次回からは直販で「Dark Amandine」「CREOLE」「Nougatine」是非試してみたいです。大体商品価格と同額の配送代金、商品は免税価格で取り扱いしてくれるなんてベルナシオンはかなり良心的なお店だと思いますよ。三越伊勢丹の来年のSalon Du Chocolatは価格崩壊かな。

ゆっくり食べていましたが、やはりこちらのチョコレートは来年はない、というかパリに行ってもいかないです。転売で儲けようと思っている方には良いかもしれませんが。きめ細やかではなくジャリっと感の残るキャラメル。バニラビーンズがたくさん入っていて風味をつけているようですが、私にはチョコレートらしいカカオの香りのほうがずっと心地よい。甘すぎることももちろんですが、食べやすさといった消費者目線が欠けているように思います。Bean To Barであることだけを売りにするならともかく、完成形のチョコレートとしては✖。日本での宣伝力が良かったのでしょうね、こんなに暴利価格でも(だからこそ?)良い評価ばかり。世の中ってマスコミに踊らされる人が多いものね。

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