Frank kestner フランス

2020年02月13日

フランク・ケストナー

今回、最も期待して一番にネット注文したチョコレートがこのフランク・ケストナーです。昨年MIXアソートメント(36粒)を購入し、とても美味しかったので「これこれーっ」と注文。「アソートメントもいいかな」と思ったのですが、ダークチョコが好きな私は『ダークのみでOK!』とタブレットのみの注文にしました。購入は三越伊勢丹通販。

昨年このフランク・ケストナーに興味を持ったのは、ミッシェル・クルイゼルのチョコレートを使用しているとの情報を得たためです(が、何から得たのかすっかり忘れてしまったのでもしかしたら勘違いということもあり得ます)。ミッシェル・クルイゼルはカカオ生産から一貫して自社で行っているチョコレート企業です。ここのチョコレートは本当にピカイチ。チョコレート加工品は正直そうでもないものも多いですが、シンプルな原材料のチョコレートは本当に美味しいです。沢山のショコラティエに原材料としてのカカオ・チョコレートを卸しているということなので、多分その中の情報でフランク・ケストナーの名があったのでは… そして昨年購入のアソートは間違いがなく美味しかったです。

商品名:BRIMBELLE(ミルティーユ) ビルベリー

賞味期限:3月14日(製造日から90日と通販サイトには記載) 価格:1836円(税込)

この商品は一昨年の新作です。ということで、今年は3年目。昨年もネットでは見た記憶のあるチョコレートですが、詳細の記載が少ない。「青いチョコレート!」と印象は強いのですが、重量の記載なし、内容量1個の記載のみ(他ネットサイトから95gと判明)、箱の大きさの記載のみ。「ビルベリージャムを中に…」等の記載はあるもののどんなチョコレートを使用してどんな味なのかわかるような説明が少ない。とはいえ、3種類の中では最も情報があるほうかも。チョコレートは66%ダーク。そしてダークガナッシュ。全部で16山ということは1ケ辺り約115円。2山で230円。アソートミックスが36粒で確か8600円ぐらい = 240円/1粒。という計算に基づき好きなダークだけを食べれるのならタブレットと計算したのですが…

実物を手にしてみたら結構重量があります。「中身のブルーベリーが柔らかい」という情報がネットにあったので手でパキパキ割ることはせず包丁でカット。そしてお味は… 美味しいです。「ブルーベリー」と言われないとわからない(実際、ビルベリーですから味違います)ですが、柔らかい酸味・カカオの風味・柔らかいガナッシュと硬いコーティング。美味しいです。甘さはかなり控えめといっていいやさしい甘さです。中身のジュレはジャムを想像するとかなり違う印象を受けると思います。タブレットをそのままバリバリ食べることもできる甘さですが、やはり一山ずつ味わいたいチョコレートです。

私が見たネットサイトで原材料は(2018年のもの);

原材料:チョコレート(砂糖、カカオペースト、ココアバター)、生クリーム、砂糖、ブルーベリーピューレ(ブルーベリー、砂糖)、ぶどう糖、バター、転化糖、セリグラフ(砂糖、ココアバター、脱脂粉乳、バニラビーンズ)、ソルビトール、ゲル化剤(ペクチン:りんご由来)、酸味料、乳化剤(大豆由来)、着色料(酸化チタン、青1)、香料

と記載されていましたが、違います。実際に記載されていたのは;

原材料:ブラックチョコレート(カカオマス、砂糖、ココアバター)、生クリーム、砂糖、ブルーベリー、ミルクチョコレート(砂糖、全粉乳、ココアバター、粉末乳清)、グルコースシロップ、ホワイトチョコレート(砂糖、ココアバター、全粉乳)、バター、デキストロース、ソルビートル、ゲル化剤(ペクチン:リンゴ由来)、酸味料、乳化剤(大豆由来)、香料、スピルリナ青色素、果実色素

の記載でした。原材料の記載は使用割合の多いものから書くという決まりがあります。先ず、カカオマスとココアバターの配分を分けて記載しているところがとても好感が持てます。通常、日本ではカカオXX%と書かれていても、カカオマスが多いのかココアバターが多いのかわからないんです(と言われています)。分けて書いても砂糖が最初に来ないということはかなりカカオ成分の高いブラックチョコレートということが分かります。そしてフランスでは今年2020年から添加物の使用規制が行われているようですが、その中の一つ『「着色料」は植物由来のものに限る』という点も見事クリア。ネットで見つけた2018年の原材料の記載では甘そうなイメージですが、実際の記載を見て納得。そして体に悪くない材料に改善されているんですね。

「買ってよかったー」のチョコレート。5枚も買っちゃった。

商品名: DELICATESSE(グロゼイユ) 赤スグリ(レッドカラント)のことです

賞味期限:3月14日(製造日から90日と通販サイトには記載) 価格:1836円(税込)

こちらは昨年の新商品。ということで2年目。でも「甘酸っぱいジャムとチョコレートがマッチ」以上の情報は得られませんでした。画像では明らかにミルティーユよりミルクチョコが多そうですが「グロゼイユとダークチョコの…」と記載あり。何%程度のダークチョコなのか不明です。購入は3枚。

3枚の中で最もカットしやすかったです。味はミルティーユよりも中のグロゼイユの味が濃く甘酸っぱさを感じます。これもミルティーユ同様に原材料は「ブラックチョコ(カカオマス)」が一番に書かれているので、使用されているチョコレートは66%??? 記載としてはブラックチョコレート、生クリーム、ミルクチョコレート、砂糖、レッドカラント… なのでミルティーユよりもミルクチョコレートの割合が高いです。実はこのグロゼイユ、通販サイトで3種の中では最も長く売れ残っていたので味を心配していたのですが、なんてことない!美味しいです。来年も購入決定!

商品名:LORRAINE(ミラベル) 西洋スモモ

賞味期限:3月14日(製造日から90日と通販サイトには記載) 価格:1836円(税込)

こちらは今年の新商品。「ミラベルのジュレが…」というお決まりの説明はありますが、ミルクチョコ・ヘーゼルナッツが多使用の今までの2種とはかなり趣が異なる、なんてどこにも書いてありませんでした。が、違います。原材料を見ると他2種と違い一番初めに記載されているのは「ヘーゼルナッツ」。そして3種の中で最も切り分けにくかったチョコレートです。ミラベルの皮も入っていること、ライスパフが入っていること(今までのダークガナッシュとは違いライスパフ入りヘーゼルナッツのプラリネ)が切り分け難さの原因かと。杏子のような甘酸っぱさとは違い、結構甘いです。3種の中では断トツに甘いです。

ご参考までに原材料は;

ヘーゼルナッツ、砂糖、ミルクチョコレート(砂糖、全粉乳、ココアバター、カカオマス、乳清)、ミラベル、ホワイトチョコレート(ココアバター、砂糖、全粉乳)、ブラックチョコレート(カカオマス、砂糖、ココアバター)、グルコースシロップ、ライスパフ…(略)、野菜色素、果実色素、βカロチン色素

こちらも2020年の規制クリア!これで値上げしていないのはとっても好感。


期待していたフランク・ケストナーは期待を裏切ることなく美味しいです。今回チョコレートを分けた方々、皆「これは美味しい」というので間違いはないです。私の好みは1にミルティーユ(青)、2にグロゼイユ(赤)、3にミラベル(黄)ですが、どれも人にお勧めできる美味しさです。このショコラティエは直販は行っていなそうですが、あるサイトからどうもこのタブレットは1枚 = 7.5€(約900円)。とするとお値段約2倍。暴利な三越伊勢丹にしてはなんて良心的な価格と思ってしまいます。ボンボンショコラも4個入り、6個入りといった少量では1個当たり400円程度だったと思いますが、36個入りのアソートになると1粒 = 250円程度。自分用に購入するならドーンと思い切ってたくさん入っているものをお勧めします。どれも美味しいです。通販サイトの賞味期限の記載の仕方がちょっと気に入りませんが(少なくとも期限半分45日以上のものを販売すべきでは?)、きっと期限内に食べきってしまうと思います。

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