Lenotre フランス
ルノートル
Salon Du Chocola で通りすがりに試食をいただき、プラリネのしっかりとした味に惹かれ「高い」と思いながらも購入してしまいました。『ル・ノートル』ってお店昔なかったっけ???

商品名: プラリネ・ガナッシュアソート12種 5400円(税込)
賞味期限: 2020年2月26日
通りすがりにいただいた小さな小さな試食(1/8?)は私が通常あまり興味を持たないミルクのプラリネだったので、有難くいただきながらも口に入れて直ぐに立ち去ったのですが、そのまま歩き続ける間に口の中に広がるプラリネナッツの味がとても香ばしく「高いチョコレートには何か違うものがあるかも?」と引き返して程々の大きさのものを購入しました。一粒 = 450円は高い。それだけの価値を見出せるかしら?
ところで、このチョコレート屋さん。私が東京にいたころにチョコちょくちょく目にしていたような… と思っていたら2009年にいったん撤退して、昨年また復活したんですね。ああ、それを知っていたらこんな高いお金出さなかったのにぃ。だってそんな高級店ではない… パリにもそこら中にあるお店よね。とかつてのイメージが沸いてきてしまうのですが → 現在銀座に支店があるようです。そこで販売されている商品・価格はバレンタイン用に各百貨店で販売されているものと同じもの。高級路線のようです。

せっかくなのでゆっくりおいしく食べようと期待を込めて皆半分にカットしました。感想はまた後程。
食べました。昔のイメージが残っていましたが、想像以上に美味しいです。ダークとミルク、それぞれ一種類ずつ試しました。
ダークはフランボワーズ(=ラズベリー)の香りが漂うものでした(上の写真の上段左から3・4番目)。説明書を見なければ「酸味があるけれど、これはベリー系かシトラス系か…」という程度にしかわからず強いラズベリーの香りがあるわけでも種がプチプチするわけでもありません。ただ、本当に甘さが控えめでカカオの香りとマッチし、私の好みでした。チョコレートは11度に設定したワインセラーで保管していますが、中のガナッシュはやわらかめ。クーベルチュール薄め。
ミルクはアーモンド&ノワゼット(=ヘーゼルナッツ)プラリネのものをチョイス(上段5・6番目)。ナッツの香りとともにバターの風味が強い。説明書を見るとサブレが入っているとのこと。なるほど、このサクサク感はそうなのか、と納得。こちらは甘さ強め。普段あまりミルクは食べないのでルノートルのミルクが特別甘いのかそうでないのかはよくわかりませんが、不快な甘さではありません。先日試食で頂いたものと同様、プラリネの口に広がる香りがとてもおいしいです。
そもそもきちんと半分に割ってゆっくり食べることなどあまりないのですが、チョコレートの味を見るために食べるときはこうすべきだと感じました。
フランスのサイトを覗いてみると、6粒 = 9€、 12粒 = 16€(約2000円)、24粒 = 28€。3倍まではいかない感じ、ね。
完食後の感想:
とても美味しくいただきました。ナッツのプラリネに力を入れていることが良くわかるアソートでした。一見、ダークチョコに見えても中身はミルクのプラリネが多く、12粒中ダークガナッシュは2粒。この2粒は甘さ控えめでカカオもしっかりと香る、私好みの美味しいチョコレートでした。ナッツプラリネは美味しいのですが、どれもピーナッツバターのようなバター感が強いです。一粒450円。リピートしても食べたいと思う自分の好みは2種。セット販売しかない。と考えるとリピートは難しいかな。