過去のチョコレート:2018年
思い出しながら書いています。よって外箱の写真はありますが、肝心のチョコレートの画像はありません。HPのあるお店はリンクをご参照ください。
2018年は忙しい年でした。
1月1日から英国に行く機会があり、Harrodsの1Fに入っているメゾンドショコラ(2018年半ばに撤退した模様)でお気に入りのダークのボンボンチョコだけを指定して購入。450g容器に各1段分程度(20個弱)ずつだったと思います。ダブルサイズは10本ずつ程度。
- パッションフルーツのガナッシュ:パッションフルーツの酸味の効いたさわやかなガナッシュ
- ラズベリー(もしかしたらカシスだったかも)のガナッシュ:ラズベリーの酸味と香りがフワッと漂うガナッシュですが、パッションフルーツの方がさわやかで後味もすっきり
- ラムレーズンのガナッシュ:私の大好きなレーズンと少量のアルコールが入ったおススメの一品。但し、2018年末に丸の内のメゾンドショコラには店頭販売はなく、定員さんによると「今後はお子様にも食べれるようにと基本的にボンボンショコラはアルコールの入ったものは作らない」方針になったそうです(ジャンポールエヴァンも同方針とのこと)。残念!
- ココナッツクリームのチョコバー(ダブルサイズ):真っ白なココナッツ実入りクリームチョコをダークチョコレートで包んだ一品。このダブルサイズしか販売されていないと思います。私の好みからすると甘めのものですが、ダークチョコのカカオとココナッツの組み合わせは本当においしいですね。
- 「キト」バー(ダブルサイズ):これはメゾンデュショコラの定番「キト」が大きなサイズになったもの。カカオの味が楽しめるザ・定番品です。
同じくHaroods内、メゾンデュショコラの通路向かいにあるピエールマルコリーニではGrand Cru(カカオの6生産地ごとの味の違いが分かるようにそれぞれのシングルカカオで作られたボンボンショコラ)を購入。このお品、海外でピエールマルコリーニに行く機会があると必ず購入するお品です。それぞれの味の違いを感じるのもよいですが、ただ単に楽しむにも十分。ホンワリとしたやさしい甘さ、カカオの香りもさわやかできつすぎる様なこともなく、また直径1.5㎝程度のキューブ型という食べやすい大きさが良いです。かつて日本のピエールマルコリーニでも購入できましたが(今は不明)、このサイズで1粒 = 380円はさすがに高い!英国では1粒 = £1弱でした。6種 x 6粒 = 36粒入りの箱を購入。そのまた昔ベルギーで購入した時には一粒50P程度で山ほど購入したのに… ああ懐かしい。当時から人気でベルギーで初めてお店で並びました。
この2018年頃までのHarrods内ピエールマルコリーニはたくさん試食をくれました。「これどんな味?」と質問すると一粒とってくれて試食。もちろん一粒丸々です。Harrods Food Hallのチョコレート売り場はどのテナントも商品購入後は「これ新製品」とか「どれか試してみたいものはある?」と聞いてくれて試食品をいただけます(同伴者の分までもらえます)。そのなかでもピエールマルコリーニは太っ腹だなぁ、と思っていましたが2019年に行った時にはここだけ一切試食がありませんでした。期待していたのに!
英国ではスーパーで販売されているチョコレートは非課税品ですが、プレゼントに使用するような高級チョコレートはVAT20%が加算されています。お土産用のチョコ菓子・チョコレートが課税されているのか非課税なのかはレシートを見ないとわからないこともありますが、課税されていた場合はHarrods内で免税手続きが取れます。とはいっても日本のように「消費税10%分そのまま返還します」というものではなく、手数料などを差し引き9-11%程度が戻ってくる(さらに現金で戻してもらう場合には上乗せ手数料)だけです。空港でのわずらわしさを考慮しても返還してもらいたい金額であればTax Refundの手続きをすべきです。
1月4日からはスイス・ジュネーヴに行きました。私の父親世代では「スイスといえばチョコレート」、今ではベルギーやフランスも... と思わなくもありませんが、スイス人は間違いなく「スイスのチョコが世界で一番おいしい。チョコレートはスイス」と思っています。有名どころではリンツ、ネスレー(カイエ)、トブラローネといった免税店定番チョコレート、Laderach(レダラッハ:ジュネーヴ発板チョコ)、Springli(シュプリングリ:チューリッヒ発ビター系)、Teuscher(トイシャー:チューリッヒ発有名なのはトリュフ)、Stettler(ステットラー:ジュネーヴ発)、私のお気に入りのDu Rhone(デュローヌ:ジュネーブ発ビター&スイート)、友人の気に入りMichelli(ミッシェリ?:ジュネーヴ個人経営店プラリネ)、有名どころなのにまだ行ったことのないAuer(ジュネーヴ発有名なものはアーモンドチョコレート)。確かにたくさんあります。味もそれぞれ。ジュネーヴは小さな町なので一日ですべてのチョコレート屋さんを回ることも全然可能です。
数年前にローザンヌ近くの駅、モントルーから出ている観光列車「チョコレートトレイン」でネスレー・カイエのチョコレート工場見学に行きました。ざっくりと歴史を語るなら、カイエはミルクチョコレートの生みの親・元祖(ジュネーヴにミルクチョコレートLoverが多いのはきっとその影響ですね:チューリッヒはビターチョコが主流)。経営難時にネスレーに助けてもらった(=買収された)ので、現在の生産者名はネスレー。でも『Cailler』の名前でオリジナルのものは販売し続けている。といったところでしょうか。チョコレート工場見学は以前Cadbury(キャドバリー:見学したのはタスマニア)にも行ったことがありますが、工場で働く人たちは自由に製造中のチョコレートを食べていいそうです。最初はみな喜ぶそうですが、大抵は3か月で口にしなくなるそうです。確かに「たくさん買うぞー」と出かけて行っても、見学している間中チョコレートの強い香りを書き続けると「さあ、皆さんどうぞ!」といわれても手が出ませんでした。
今回は友人からお土産にDu Rhoneのチョコレートを沢山いただいたので(友人と友人の母からそれぞれ大箱頂きました)自分で購入することはなくロンドンに戻りました。
Springli
ジュネーヴ空港内搭乗ゲート近くにあります。待ち時間があるとつい買っちゃいます。10cm x 10cm x 7cm程度の箱に入ったオランジェット(オレンジ色の箱)とアーモンドチョコレート(ピンク色の箱)を購入。オランジェットの記憶はあまりないのですが、確か割と太目で&周りのダークチョコ厚めで「ふーん」という程度の感想だったような?アーモンドチョコレートはアーモンドがキャラメライズされていて香ばしくおいしかったような... 一粒一粒ココアパウダーがまぶしてあるり、中のチョコレートはミルクチョコレート。
Teuscher
お店に入ったものの何だかチョコレートに惹かれずカップアイスを食べました。アイスの味はいたって普通でした。
Michelli
*自分で購入したことはありません(店舗にも行ったことはありません)。